おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
無線の性能が著しく良くなった昨今。
スマホは当たり前にネットワークに繋がってますし、パソコンを利用するときもLANケーブルではなく、無線で接続することが多いと思います。
私自身、賃貸なので固定回線というものを引いておらず、インターネット回線はワイモバイルに始まり、現在は楽天モバイルでデザリングして接続しています。
しかししかし
物理のLANケーブルというのも、安定性という面では非常に優れているので、
- 固定回線を引いている
- 無線機能のないデスクトップPCを複数台インターネットに出たい
という場合に、LANケーブルを利用してNWを作ると安定していて便利です。
以前、楽天モバイルで複数端末でインターネットに出る簡易NWをご紹介してます。
そんなLANケーブルも「ストレート」と「クロス」という2種類がありますので、今日はその違いをご紹介します。
ストレートとクロスケーブルの用途
基本的に普段目にするLANケーブルは、すべて「ストレートケーブル」です。
会社のパソコンの配線も、サーバ室のパソコンの配線も、すべてストレートケーブルです。
「ストレートケーブル」=「普段使いのケーブル」と覚えておきましょう。
では「クロスケーブル」はどこで利用されているのかというと、
「パソコン同士を直接接続する」ために利用します。
イメージは下記です。
別にHUB(スイッチ)経由で別のPCに繋いでもいいじゃん!と思われるかもしれませんが、HUBを経由するとその分通信のチェック機構などが入るので、直接接続するよりも通信速度ならびに品質が低下します。
そのため、クロスケーブルは「パソコンを入れ替えるときのデータ移行」によく利用されます。(あとはウイルス感染の疑いのあるパソコンへの接続^^)
データは全部クラウドやNAS(大型の記憶装置)で管理してます!って場合は不要かもしれません。
私の周りを見渡しても、自宅にNASでデータ管理したり、クラウドにすべてのデータを載せてるって人は、あんまり聞いたことないです。(少数はいます)
私も本当に必要なデータは念のための保険を備えてクラウドに保存していますが、それ以外のデータは基本自分のパソコンに入っていますので、データ移行はクロスケーブルを利用して移しました。尋常じゃないくらい早かったです。
ストレートとクロスケーブルの違い
同じように見えるLANケーブルのストレートとクロスで何が違うかというと、
実は中の配線が違います。
天下のバッファロー様のサイトに良い記事があったので紹介します。画像はバッファローサイトより引用しております。
左:ストレート 右:クロス
左側の配線はどちらも同じですが、右側の配線が
「左と同じだとストレートケーブル」
「左と異なるとクロスケーブル」
となっています。
配線が異なるのは、クロスケーブルは説明した通りパソコン同士を直接接続するためのケーブルなので、ケーブルを指し込む端子と端子で逆側に配線しないと通信ができないからです。
ここら辺を説明しようとすると、ピン配列とかを説明しないといけないので割愛しますが、興味ある人は下記のサイトが参考になると思います。
まとめ
ストレートケーブルは、通常利用のLANケーブル、両端の配線が一緒
クロスケーブルは、パソコン同士をつなぐLANケーブル、両端の配線が異なる
会社の新人時代にLANケーブルの作成研修があったんですが、自作もできます。結構楽しいです。自作すると、ストレートとクロスの違いがよくわかりますね。
売り場で見るものはストレートケーブルがほとんどだと思いますが、違いが分かれば誤ってクロスケーブルを購入することもないと思います。
ではでは