IT関連

Office2021にすべきかMicroSoft365にすべきか悩み中→その結果MicroSoft365の利用を検討

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です

Windows11のリリース日10月5日に、Office2021も公開されるとのこと。

現状、Office2010を使っていて、サポート切れたし買い替えたいな~と思っていましたが、なんだかんだ様子見していたら1年経ってしまいました。

新しい機能も使ってみたいし、最近はOffice系の脆弱性も多いし、きちんとサポート内のOfficeバージョンにしておきたいなと思います。

・過去記事

Officeのゼロデイ脆弱性に注意しましょう

→脆弱性は2021年9月15日のパッチチューズデイで修正済み

今回はOffice2021とMicroSoft365の、それぞれの良いところ悪いところをまとめていきます。

ミッド
ミッド
買い切りの方が気持ちは楽だけど、5年後に買い替えしないといけない。サブスクは常に最新だけど月額が掛かる・・・悩ましい。

では、いってみましょう。

Office2021の良いところ、悪いところ

Office2021は「買い切り」のライセンス体系です。

これまでのOffice2013やOffice2016と同様に利用できるので、動作面や利用面はこれまでのナリッジで利用可能です。

良いところは、

  • 買い切りライセンスで追加費用が発生しない
  • スタンドアロン環境(インターネット接続無)でも利用可能

といったところでしょうか。

逆に悪いところは、

  • サポート期間が決まっている(5年間)
  • 必要数に応じて購入が必要

です。

特にサポート期間が5年間で延長サポートは無い部分が要注意ですね

これまでのOffice製品の発売日とサポート終了をまとめてみました。

製品 発売日 メインサポート 延長サポート 利用期間
Office2010 2010年6月17日 2015年10月13日 2020年10月13日 10年4か月
Office2013 2013年2月7日 2018年4月10日 2023年4月11日 10年2か月
Office2016 2015年9月23日 2020年10月13日 2025年10月14日 10年1か月
Office2019 2018年9月24日 2023年10月10日 2025年10月14日 7年1か月
Office2021 2021年10月5日 2026年10月5日 なし 5年

Office2019を購入してもOffice2021を購入しても、サポート期限が1年しか変わらないので、(しかもOffice2016とOffice2019はサポート終了が変わらないので)

企業内でOffice2013を利用している場合は、あと2年の間にOffice2021にバージョンアップするか、MicroSoft365の利用を検討する必要がありますね。

ミッド
ミッド
こうしてサポート期間をみると、企業ではMicroSoft365一択のような気もしますが、MicroSoft365の特徴も見ていきます。

MicroSoft365の良いところ、悪いところ

MicroSoft365は「サブスクリプション型」のライセンス体系です。

これまでのOfficeと違い、インターネット環境下でオンラインで利用することが想定されており、Microsoft社のオススメもこちらのMicroSoft365です。

良いところは、

  • 必要に応じて柔軟に数量の変更が可能
  • 常に最新のOfficeやサービスを利用可能

といったところでしょうか。

悪いところは、

  • 基本的にインターネット接続を要求される
  • 5年間利用で考えると買い切りよりもコストが高い

です。

買い切りと違って、常に最新のOfficeが利用できるということが魅力であり、

インターネット接続に関してもオフラインインストーラーがあるので、多少インターネット接続されていなくても、ローカルでOfficeアプリを利用できそうです。

ミッド
ミッド
おそらく長期間インターネット接続されていないと、ライセンス認証してくださいと出て、利用できなくなると思いますけど。

続いて、費用的な面でOffice2021とMicroSoft365を比較していきます。

Office2021とMicroSoft365の費用比較

2021年10月5日にOffice2021発売後すぐに利用開始を想定しています。

比較対象は「Office Home&Business 2021(Office2021)」「MicroSoft 365 Personal(M365 P)」「MicroSoft 365 Business Standard(M365 B)」です。

※Office2021の費用が現状不明のため、Office2019の金額で換算してます。

Office2021 M365 P M365 B
2021年10月~翌9月 38,284円 12,984円 16,320円
2022年10月~翌9月 0円 12,984円 16,320円
2023年10月~翌9月 0円 12,984円 16,320円
2024年10月~翌9月 0円 12,984円 16,320円
2025年10月~翌9月 0円 12,984円 16,320円
5年間合計 38,280円 65,920円 81,600円
年額 7,657円 12,984円 16,320円
月額 638円 1,082円 1,360円

単純に5年間の年額で比較すると、買い切りである「Office2021」が圧勝です。

ミッド
ミッド
はい、解散解散~

 

だがまて、しばし。

この金額表に表れていないポイントとして、

  1. インストール台数
  2. Word、Excel、PowerPoint以外の追加機能

の2点があります。

まず、インストール台数です。

買い切り型のOffice2021は、「2台まで」となっています。

一方でMicroSoft365は、「5台まで」インストール可能です。(スマホ、MacOSも可)

つまり、3台の端末に入れたいとなると、買い切り型のOffice2021はもう1本購入するか、1台諦めるかの選択になります。

2本のライセンスを購入すると、年額「15,314円」となるので、サブスク型とほぼ同等の金額感になってきます。

ミッド
ミッド
3台以上に入れたければ、MicroSoft365の方がお得ですね。

さらに、Word、Excel、PowerPoint以外の追加機能面です。

MicroSoft365では、

  • Access
  • Publisher

というアプリだけでなく、

  • OneDrive(1TBまで)
  • Skype(Personalのみ)
  • Teams(Businessのみ)
  • SharePoint(Businessのみ)

の追加機能も利用できます。

OneDriveの1TB分が結構良いですね。

Dropboxが2TBで月額1,200円の費用帯なので、月額600円分はOneDrive費用だとすると、実質の年額はもっと下がります。

ミッド
ミッド
単純な金額面だけでなく、こうした隠れ機能も鑑みて判断する必要がありますね。

自分自身のなかでの結論

現状、

MicroSoft365の「Business Standard」を利用する!

方向で行きたいと思います。

実際には、10月5日のOffice2021の値段とかの情報を見てからになりますが、

  • OneDriveの1TB容量
  • Teamsというチャット&オンライン通話機能が使える
  • 5台まで導入できる

という部分で、時代の流れに合わせてMicroSoft365を利用しておいた方が良いと感じました。

ミッド
ミッド
現状3台のPCを保持していて、ノートには入れてなかったので丁度よかった。今後新しいノートPCも購入しそうですし、5台まで枠あると良いと思ったのも一つです。

買い切りと違って、サブスクは

「さーせん、値上げしま~~す(笑)」

というMicrosoft社の神の意向に逆らえない点が懸念点ではありますけど。

いずれにせよ、10月5日がWindows11のリリース、Office2021のリリースと、すごく楽しみになってきました。

古いPCも潰す準備をしつつ、新しいサービスを使っていきたいと思います。


PCのスペックを余すことなく使いたい欲がありますが、現状まだまだ使いきれていないので、もっと色々やっていきたいと思います。

ではでは

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