おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
Windows11のリリース日10月5日に、Office2021も公開されるとのこと。
現状、Office2010を使っていて、サポート切れたし買い替えたいな~と思っていましたが、なんだかんだ様子見していたら1年経ってしまいました。
新しい機能も使ってみたいし、最近はOffice系の脆弱性も多いし、きちんとサポート内のOfficeバージョンにしておきたいなと思います。
今回はOffice2021とMicroSoft365の、それぞれの良いところ悪いところをまとめていきます。
では、いってみましょう。
Office2021の良いところ、悪いところ
Office2021は「買い切り」のライセンス体系です。
これまでのOffice2013やOffice2016と同様に利用できるので、動作面や利用面はこれまでのナリッジで利用可能です。
良いところは、
- 買い切りライセンスで追加費用が発生しない
- スタンドアロン環境(インターネット接続無)でも利用可能
といったところでしょうか。
逆に悪いところは、
- サポート期間が決まっている(5年間)
- 必要数に応じて購入が必要
です。
特にサポート期間が5年間で延長サポートは無い部分が要注意ですね。
これまでのOffice製品の発売日とサポート終了をまとめてみました。
製品 | 発売日 | メインサポート | 延長サポート | 利用期間 |
Office2010 | 2010年6月17日 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 | 10年4か月 |
Office2013 | 2013年2月7日 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 | 10年2か月 |
Office2016 | 2015年9月23日 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 | 10年1か月 |
Office2019 | 2018年9月24日 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 | 7年1か月 |
Office2021 | 2021年10月5日 | 2026年10月5日 | なし | 5年 |
Office2019を購入してもOffice2021を購入しても、サポート期限が1年しか変わらないので、(しかもOffice2016とOffice2019はサポート終了が変わらないので)
企業内でOffice2013を利用している場合は、あと2年の間にOffice2021にバージョンアップするか、MicroSoft365の利用を検討する必要がありますね。
MicroSoft365の良いところ、悪いところ
MicroSoft365は「サブスクリプション型」のライセンス体系です。
これまでのOfficeと違い、インターネット環境下でオンラインで利用することが想定されており、Microsoft社のオススメもこちらのMicroSoft365です。
良いところは、
- 必要に応じて柔軟に数量の変更が可能
- 常に最新のOfficeやサービスを利用可能
といったところでしょうか。
悪いところは、
- 基本的にインターネット接続を要求される
- 5年間利用で考えると買い切りよりもコストが高い
です。
買い切りと違って、常に最新のOfficeが利用できるということが魅力であり、
インターネット接続に関してもオフラインインストーラーがあるので、多少インターネット接続されていなくても、ローカルでOfficeアプリを利用できそうです。
続いて、費用的な面でOffice2021とMicroSoft365を比較していきます。
Office2021とMicroSoft365の費用比較
2021年10月5日にOffice2021発売後すぐに利用開始を想定しています。
比較対象は「Office Home&Business 2021(Office2021)」「MicroSoft 365 Personal(M365 P)」「MicroSoft 365 Business Standard(M365 B)」です。
※Office2021の費用が現状不明のため、Office2019の金額で換算してます。
Office2021 | M365 P | M365 B | |
2021年10月~翌9月 | 38,284円 | 12,984円 | 16,320円 |
2022年10月~翌9月 | 0円 | 12,984円 | 16,320円 |
2023年10月~翌9月 | 0円 | 12,984円 | 16,320円 |
2024年10月~翌9月 | 0円 | 12,984円 | 16,320円 |
2025年10月~翌9月 | 0円 | 12,984円 | 16,320円 |
5年間合計 | 38,280円 | 65,920円 | 81,600円 |
年額 | 7,657円 | 12,984円 | 16,320円 |
月額 | 638円 | 1,082円 | 1,360円 |
単純に5年間の年額で比較すると、買い切りである「Office2021」が圧勝です。
だがまて、しばし。
この金額表に表れていないポイントとして、
- インストール台数
- Word、Excel、PowerPoint以外の追加機能
の2点があります。
まず、インストール台数です。
買い切り型のOffice2021は、「2台まで」となっています。
一方でMicroSoft365は、「5台まで」インストール可能です。(スマホ、MacOSも可)
つまり、3台の端末に入れたいとなると、買い切り型のOffice2021はもう1本購入するか、1台諦めるかの選択になります。
2本のライセンスを購入すると、年額「15,314円」となるので、サブスク型とほぼ同等の金額感になってきます。
さらに、Word、Excel、PowerPoint以外の追加機能面です。
MicroSoft365では、
- Access
- Publisher
というアプリだけでなく、
- OneDrive(1TBまで)
- Skype(Personalのみ)
- Teams(Businessのみ)
- SharePoint(Businessのみ)
の追加機能も利用できます。
OneDriveの1TB分が結構良いですね。
Dropboxが2TBで月額1,200円の費用帯なので、月額600円分はOneDrive費用だとすると、実質の年額はもっと下がります。
自分自身のなかでの結論
現状、
MicroSoft365の「Business Standard」を利用する!
方向で行きたいと思います。
実際には、10月5日のOffice2021の値段とかの情報を見てからになりますが、
- OneDriveの1TB容量
- Teamsというチャット&オンライン通話機能が使える
- 5台まで導入できる
という部分で、時代の流れに合わせてMicroSoft365を利用しておいた方が良いと感じました。
買い切りと違って、サブスクは
「さーせん、値上げしま~~す(笑)」
というMicrosoft社の神の意向に逆らえない点が懸念点ではありますけど。
いずれにせよ、10月5日がWindows11のリリース、Office2021のリリースと、すごく楽しみになってきました。
古いPCも潰す準備をしつつ、新しいサービスを使っていきたいと思います。
PCのスペックを余すことなく使いたい欲がありますが、現状まだまだ使いきれていないので、もっと色々やっていきたいと思います。
ではでは