おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
政府主導のスマホ料金値下げ戦線勃発で、大手キャリアでも格安プランが続々発表されており、格安SIMキャリアも連動して金額の値下げがドンドン発表されていますね。
大手キャリアで使っていた人も、格安プランや格安SIMへの乗り換えを検討させている方が多いかなと思います。
そこで、もし今のスマホを利用し続けたまま格安SIMに切り替えたい場合、
「SIMロック解除」と「スマホ自体の対応バンド帯」の確認
が必要になりますので、ご紹介します。
格安SIMに切り替える場合、「値段」「データ容量(ギガ)」などに注目するかと思いますが、意外な落とし穴なのが対応バンド帯です。(私自身も嵌りました)
SIMロック解除とは
皆さんがスマホを購入する場合、Docomoショップやauショップなど、大手キャリアで端末+回線契約を行うのが一般的だと思います。
このキャリアで販売しているスマホは、そのキャリア独自の仕様となっており、同じiPhoneであっても、DocomoのiPhoneとauのiPhoneは別ものです。
その中の独自仕様の一つが「SIMロック」です。
SIMロックは、「そのスマホで利用できるSIMカードを制限して、他のキャリアのSIMカードを利用させなくさせる仕組み」です。
私自身、Docomoユーザを10年以上続けていましたが、このSIMロックで困ることはありませんでした。携帯電話がヘタる2年~3年くらいの周期で、携帯端末と契約を更新してましたし、docomoは利用年数が上がるにつれて値引きされていきましたので。
しかし、格安SIMや別のキャリアに乗り換える場合、このSIMロックを解除しなければなりません。解除しないと、新しいSIMカードを挿してもスマホが電波を拾ってくれません。
SIMロック解除するのは、各キャリアで申込が必要です。
Docomo、au、ソフトバンクのSIMロック解除案内ページを下記にご紹介しておきます。
Docomoの場合は、WEB申し込みだけで大丈夫でした。
対応バンド帯とは
SIMロック解除して、新しいSIMカードが届けば完璧!
そう考えていた時代が私にもありました。
SIMロック解除ともう一つ確認しておかなければならないのが、スマホ自体の「対応バンド帯」です。
上述の通り、各キャリアで販売されているスマホは、キャリア独自の仕様となっており、SIMロックで他のキャリアのSIMカードを使わせないばかりか、拾える電波のバンド帯も制限されている場合があります。
大手キャリア(Docomo、au、Softbank、Rakuten)が使うバンド帯を参考までに、下記にご紹介します。
Docomo | au | Softbank | Rakuten | |
バンド1 | ○ | ○ | ○ | |
バンド3 | ○ | ○ | ○ | |
バンド8 | ○ | |||
バンド11 | ○ | ○ | ||
バンド18 | ○ | ○ | ||
バンド19 | ○ | |||
バンド21 | ○ | |||
バンド26 | ○ | |||
バンド28 | ○ | ○ | ○ | |
バンド42 | ○ | ○ | ○ |
(楽天すくない!)
Docomoの出しているスマホの場合、上記のDocomoが使うバンドのバンド1、バンド3、バンド19、バンド21、バンド28、バンド42のみに制限されているのです。
例えばDocomoであれば、下記のようにどの機種がどのバンドに対応しているかの資料を出していますので、調べる場合は「自分の機種+バンド帯」などで検索すると良いでしょう。
私はDocomoのAquos「SH-03J」を利用しており、DocomoからRakutenに変えたのですが、Rakuten回線のバンド3は拾ってくれたものの、楽天回線のないところで繋がるはずのパートナー回線(au回線)のバンド18を拾ってくれず、大分頭を悩ませました。
上記仕様を知るまで、3日間くらいかかったので、これから格安SIMを検討する人で同じ機種を利用し続ける人は、是非事前に確認しておいてください。
格安SIMでもDocomo回線を使っていて、Docomoのスマホなら特に問題にはならないとは思います。(使うバンド帯が同一のため、SIMロック解除は必要)
結局今はiPhoneSEのSIMフリー版を購入して、元気に楽天回線とパートナー回線を行き来しています^^
各キャリアでバンド帯(周波数)が違うのは知ってましたが、まさかスマホ側までその制限が入っているとは、眼から鱗な情報でした。
日本の携帯電話はガラパゴス携帯だ!と呼ばれていましたが、こういうところがガラパゴス。(褒めてません)
ではでは