おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
2021年3月のパッチチューズデイがやってきましたね♪
パッチチューズデイって何!?という方は、下記をご参照ください。
今回は、下記の3つを取り上げます。
- 1909、2004、20H2のKB番号とbuild番号
- Flash削除のパッチが配布開始
- 「更新プログラムを適用してます」のまま画面遷移しない場合
では、行ってみましょう!
■3月11日追記
①のセキュリティ累積更新パッチを適用すると下記のような不具合が報告されています。
- 印刷時にブルースクリーンになる
- Office製品(Excelなど)を起動するとブルースクリーンになる
とんでもない不具合ですね(笑)
自宅のプリンターは、BrotherのMyMioを使ってるのですが、印刷してみましたがブルースクリーンになりませんでした。全部の印刷でという訳ではなさそうです。
1909、2004、20H2のKB番号とbuild番号
今月配布されたセキュリティの累積更新パッチのKB番号と、build番号は下記の通りです。
KB番号 | build番号 | |
1909 | KB5000808 | 18363.1440 |
2004 | KB5000802 | 19041.867 |
20H2 | KB5000802 | 19042.867 |
KB番号はインストール時のチェックに、build番号は適用されているかのチェックにご利用ください。
build番号の確認は、設定>システム情報>Windowsの仕様、を確認するか、
PowerShellを起動して「winver」と入力して実行すると、下記のような画面が出てきますので便利です。
もっと詳細を知りたい方は、下記のマイクロソフトのページをチェック!
2021 年 3 月のセキュリティ更新プログラム – リリース ノート – セキュリティ更新プログラム ガイド – Microsoft
Flash削除のパッチが配布開始
今年の8月頃と聞いていた気がしますが、2月中旬頃にFlash削除のパッチが配布されていました。
『KB4577586』Windows10 Version 20H2用Adobe Flash Playerの削除に関する更新
このパッチが適用されると、コントロールパネル上にあった「Flash」という項目が消えます。
さらばFlash・・・
なお、WSUS環境ではまだオプション扱いなので、取り込む設定をしないと配布されません。(良いような悪いようなって感じ)
また、1909、2004、20H2までは初期状態でFlashが導入されていたため、同一のISOファイルを利用して、上書きインストール(修復インストール)すると、Flashを復活させることが可能です。
張り切って削除しても、1909から20H2にFUしたらFlash復活した!ってことになりそうですので、企業内でコントロールされている方はご注意を。
「更新プログラムを適用してます」のまま画面遷移しない場合
たまにあるんですがWindowsUpdate後、「更新プログラムを適用してます」の画面から全く遷移しないことがあります。
通常は処理が自然に終わるまで待つが正解なんですが、個人的には下記2点を満たす場合は勇気の強制再起動を試すかな・・・って感じです。
- 再起動が実施されてから、数時間(1時間~3時間)経過している
- HDDのアクセスランプが点滅しておらず、ほぼ消灯状態
どんなに処理が重くても、数時間以上掛かることは異常です。FUなどの大型アップデートの実施時間が3時間~4時間とかで見ても、月例のWindowsUpdateでそこまで時間掛かってたまるか!って感じです。
しかし、HDDのアクセスランプが点滅している場合、何かしらの処理が行われているので様子を見ます。
アクセスランプが良い感じの写真が取れなかったので図で示しますが、下記のようなアイコン近くにあるランプです。
点滅具合も、1秒間に何度も点滅するようであれば動いていますが、10秒くらいに1回付いて消えてくらいだと、何もしてなさそうなので経過時間を見て強制再起動を発動!って感じですね。
強制再起動をした結果、二度と戻ってこない場合もありますので、実施する場合は
自己責任
で、お願いします。
ぼちぼち次期Windows10バージョンの21H1がリリースされると思いますので、出たら速攻適用しようと思ってるので楽しみです。
セキュリティ的にはパッチが公開されたらすぐに適用するのがベターですが、不具合等がある場合があるので、1週間くらい様子見する方が良いのかなと思います。
ではでは