おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
デジタル庁が開設され、世の中はDXやデジタル化が話題ですね。
台湾でオードリー・タンIT担当閣僚が、3日でコロナウイルスに感染したときの連絡アプリを作った時は、
と思っていましたが、
最近
「DXとデジタル化は違う」
というニュースタイトルを多く見かけ、
と思いました。
あらためてDXとデジタル化の違いを再認識して、時代の流れに乗っていきたいと思います。
DXについて
DXは、Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)を意味する略語です。
Xがどこから出てきたのか、私程度の頭脳ではまったく分からなかったので、アカシックレコード(Google検索)に接続したところ、
Transformationは、X-formationとも表記されます。
ラテン語のTransは「変える」「超える」という意味があり、この場合「cross」と同義となり、cross=Xと省略されて表記されるので、Trans=Xと表記されます。
という解を得ました。
プロジェクト・エェックス!(叫びたかっただけ)
さて、デジタルトランスフォーメーションは、経産省の出しているガイドラインの書き出しを抜粋すると、
あらゆる産業において、新たなデジタル技術を利用してこれまでにないビジネスモデルを展開する新規参入者が登場し、ゲームチェンジが起きつつある。
引用元:経産省『デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン』
「新たな」「デジタル技術」「これまでにない」「ビジネスモデル」というあたりが、DXを構成する要素に感じます。
進化を続ける技術をうまく使って、新しいビジネスモデルでブイブイいわせようぜ!というのがDXというものの本質のようです。
デジタル化について
一方デジタル化は、日本語で非常に分かりやすいですね。
アカシックレコードに接続するまでもなく、意味が理解できます。
非デジタルをデジタルにすることですね。
紙だったものを、電子媒体にという感じ。
日本の古き良き文化であるハンコ押印も、最近はデジタル化されていますね。
- 書類
- ハンコ
- お金
- カルテ
などなど、デジタル化されているものは多いですよね。
デジタル化することで、書類の収納スペースが空いたり、場所に囚われずに資料にアクセスできたりメリットがある一方で、
ストレージの中にデータが格納されているので、第三者に不正アクセスされたり、ストレージが吹っ飛んでデータ消失なんてことが発生するデメリットもあります。
物理媒体(非デジタル)でも、盗難・火災による消失などもあるわけなので、どういうリスクを取るかってところだとは思いますけど。
DXとデジタル化の違い
DXとデジタル化の違いを定義しておきます。
- デジタル化は、「置換」
- DXは、「戦術」
だと、わたしは思いました。
デジタル化は単純な置換作業です。非デジタルをデジタルに変えるだけの作業がデジタル化です。
例えば、百貨店の入り口でお客さんの熱を手動で測っていたのを、自動計測器を置いて確認するようにするのはデジタル化です。
一方DXは戦術です。DXは非デジタルをデジタル化すれば良いというものではなく、デジタル化する(もしくは既存のデジタルを組み合わせて)ことで、
会社に新しい価値をもたらすイノベーション
を発生させることだと思います。
最近大型量販店のフロアまるごと水耕栽培に使うニュースを見ましたが、
もともと販売する目的で利用していた空間を、IT化を駆使した(しているかは不明ですが、ある程度IoTは入っていると予測)水耕栽培で野菜を作成し、
取れたての野菜を食料品売り場で売るという試みは、私的にはDXだなーと思います。
このように、ITを駆使して今までなかったビジネスモデルを創造していくことが今後重要だということですね。
とはいえ、いきなりDXだぜぇ!!ってなるのは無理だと思うので、まずは既存の仕事をデジタル化に「置換」しつつ、
デジタルのデータやこれまでのノウハウをうまく利用して、DXも検討していく必要がありますね。
DXは戦術なので、デジタル化という将軍をうまく使って、この世の中で覇を唱えていかないといけませんね。
DXとデジタル化、わかりそうでわからない単語ですね。
これはDXだ!というのは、結構ジャッジが難しそうです。デジタル化の方が簡単ですね。
ではでは