おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッドです。
Googleが脱クッキーするらしいです。
クッキーを食べてはいけないなんて、なんてひどい仕打ち。労基で戦わないといけません。余談ですが、私が好きなクッキーは、ミスターイトウのチョコチップクッキーです。
今回お話したいのは、お菓子の方ではなくて、WEBブラウザに搭載されている「Cookie」という機能の方です。
Cookieとは
Cookieは、WEBサイトを訪れた際にWEBサイト側からデバイスに保存される情報です。
分かりやすくいうと、お昼にランチに行ったときにもらえるポイントカードみたいなものです。5個ハンコが貯まると、500円引き!みたいな。
お店側は次回来店時も、この人は過去のこの日に来店したという情報が、ポイントカード(Cookie)でわかります。
このCookie情報が保存されるおかげで、ネットショッピング中にカートに入れた情報が保持されたまま、決済の画面に進むことができます。(認証やセッション維持に利用されます)
悪いCookie利用方法
良い利用方法もあるのですが、もちろん悪い利用方法もあります。
それはアクセスするWEBサイトではなく、WEBサイトに表示されているWEB広告から受け渡される「サードパーティークッキー」と呼ばれるものを使ったトラッキング(追跡)です。(トラッキングクッキーとも呼ばれます)
本ブログもGoogleAdsenseの広告を張り付けていますが、下記のような広告が表示されていると思います。(あくまでイメージ、広告は各個人のCookie情報で異なります)

私は直近でお花のサブスク調べてたのでお花の広告が出てますが、このように全く関係ないサイト間でユーザが閲覧した閲覧情報を利用して、広告を配信する「リターゲティング広告」が、プライバシーを侵害するとして問題になっています。
なんで、私の見たサイトの情報知ってんねん!と。(お花でよかった)
例えば、Amazonや楽天といったそのサイト内で、Cookieが利用される分には問題ないのですが、そのサイトに引っ付いているWEB広告がその情報を集めて、利用するのは問題あるんじゃないの?ということです。
脱Cookieの影響と今後の動き
悪い利用方法はあるものの、従来のCookieの利用は多くの企業が利用しているため、
世界で約6割のシェアを持つGoogleChromeでいきなりCookieの利用制限をすると、
全世界のIT担当が阿鼻叫喚すると思います。
今回、制限するのは「サードパーティークッキー」のみであり、通常のCookie利用の制限は掛からないようなので安心ですね。
また、制限の掛かってしまうWEB広告側に関しても、AIを利用した利用者の閲覧履歴を分析した「コホートの協調機械学習(フェデレーテッド・ラーニング・オブ・コホート=FLoC)」という謎技術を展開するようで、
直接のWEB閲覧履歴ではなくて、ブラウザに埋め込んだAIが閲覧履歴を分析したグルーピングを行って、どういう趣味嗜好のグループに広告を表示するのか広告主が選べるようにするそうです。
とはいえ、今までと全く変わった仕組みでの広告配信となり、2022年にはサードパーティークッキーを打ち切るようなので、遠い未来の話ではないですね。
GoogleAdsenseもその影響を受けて、何か変わっていくのかな?と予測しますが、まずはFLoCが実装された時のクロームでのWEB広告がどうなるかを見てみたいなと思います。
この手のAI使った分析手法に興味あるので、本格的に勉強したいな~と思うんですが、なかなか実務を伴わないと分析眼が見につかないのですよね。
とりあえず、Python勉強しようと思っています。
ではでは