IT業界で使われるパソコン用語①

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド（＠mid_v_lab）です

気付けば10年、IT業界で働いています。

新人の頃は出てくる用語がさっぱり分からなかったのですが、10年もIT業界で仕事をしていると大抵の用語は理解しています。

聞き慣れた用語から、「聞きたくない」用語まで、様々です。

今日はそんなIT用語を面白おかしく解説していきます。

今回解説する用語

• コマンドプロンプト
• コントロールパネル
• オフライン
• 脆弱性
• ゼロデイ

では行ってみましょう！

コマンドプロンプト

色々なことができる魔法の呪文です。

パソコンの動作に不具合があると、システム管理者はこの呪文を唱えます。

言われたとおりに実行し、その結果をシステム管理者に送ると、これやってくださいと指示が来ます。

なぜ、この呪文を唱えるかというと・・・

システム管理者は、ユーザ（問い合わせ者）の情報を鵜呑みにしないで、システム君が出してくれる情報を確認したいからです。

ユーザを信じてない訳じゃないんですけど、ユーザの主観じゃない共通情報が欲しい感じです。

パソコン詳しくない人の前で、コマンドプロンプトを立ち上げ、pingコマンドを実行して、「ふむ、これは・・・！」とか呟けば、立派なエンジニアに見えることでしょう。

コントロールパネル

困ったら様々な設定を確認できる魔法の杖です。

Windows10以降、コントロールパネルに変わる設定というメニューができており、最近は設定側を開くことが多くなった印象です。

アプリケーションのアンインストールなどは、設定のアプリから上手くいかないソフトもあり、いつになったら統合されるやら・・・という感じ。

システム管理者は、コントロールパネル（設定）のすべての項目をドリルダウンして、どこにどんな設定項目があるかを確認しています。

色々設定できるので、一個一個の項目みてみるのも中々楽しいです。

オフライン

このパソコンはオフラインです！

企業のシステム管理者を悩ませる一言です。

ここで言うオフラインは、

• 社内ネットワークに繋がっていない
• ネットワークに繋がっていない（スタンドアロン）

という2つの側面を内包しています。

人によっては、社内のページが見れないからオフライン！と言う人もいます。（制限されているだけで実はオフラインじゃない）

なぜオフラインだとシステム管理者が困るかというと、

企業で施している様々な仕組みが導入されていないので、情報が無いことに尽きます。

逆に情報が出てくると、「オフラインじゃねぇえ・・・」となります。

脆弱性

「きじゃくせい」ではありません。「ぜいじゃくせい」と読みます。

この言葉が出ると、システム管理者はざわっとなります。大したことないものから、マジでやばいものまで非常に多種多様なラインナップがあります。

脆弱性はシステムに元々ある不具合で、その不具合が世に出ると脆弱性に進化します。

脆弱性にも、緊急・重要・警告などのレベル感があり、緊急だとヤバいです。とはいえ、重要な情報が載っているシステムでなければ、1か月以内に対応するくらいのスピード感。

さらに、実証コード（こうすれば脆弱性を使えるよというマニュアル）が世に出ていると、数日中（というかなるべく早く。早ければ早いほど良い）にスピード感が爆上がりします。

ゼロデイ

上記の脆弱性が、世の中に発表される前に利用されて攻撃されている状態です。

発表から0日（0day）で攻撃を受けることから、「ゼロデイ」と言われています。

知らない間に攻撃されていることもあるので、ゼロじゃなくてマイナスですけど・・・

全社のシステム管理者が殺気立って対応に追われるので、このときに問い合わせをしてはいけません。システム管理者側に心の余裕がありません。

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皆さんに馴染みのない用語だったかと思います。

IT業界の現場は日々こうした用語を使い、（戦々恐々としながら）明るく楽しい職場で働いています♪

ではでは