雑記

都市ガスとプロパンガスについて

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です

久々に実家に帰ってきました。

東京では桜が見ごろですが、実家の付近はまだ6分咲きくらいです。電車で1時間くらいの距離なのに、気温は結構違うなと感じます。

何げなく道路を眺めていたら、隣の家にプロパンガスを運び入れているのを見て、

ミッド
ミッド
都市ガス通っているのに、プロパンガスを使ってるの!?

と驚きました。

というのも、大学生の時に初めて一人暮らしをしたときにプロパンガスの賃貸に住んでいたのですが、

初めてのガス代が

8000円越え!!!

ミッド
ミッド
ガス代(プロパンガス)、糞高い・・・

という一人暮らしでの洗礼を受けた衝撃があったからです。

一人暮らしで掛かったプロパンガス代が8000円くらいなので、単純に考えて戸建の家族でプロパンガス使ったら数万円くらい掛かっちゃうんじゃないの?と疑問に思ったので、

都市ガスとプロパンガスの違いについて調べてみました。

なお、私は引っ越す際に外せない条件に、「都市ガス」と「風呂・トイレ別」を必ず入れるくらい、アンチ・プロパンガス派です(笑)

とはいえ、プロパンガスにも利点はあるようです。

【まとめ】プロパンガスを使う利点

  • 自由料金なので自分で安い業者を検討できる
  • 地区によっては都市ガスより安価となる
  • 都市ガスより1㎡の発熱量が高い(高い火力が出せる)

【まとめ】都市ガスを使ったほうが良い場合

  • 住宅数の多い都市部
  • 集合住宅

都市ガスとプロパンガス何が違う?

都市ガスはもともと国が整備していて、料金は公共料金のような位置づけです。

プロパンガスはガス業者が個別に整備していて、料金は業者ごとの自由料金になっています。

2017年に都市ガスも自由化されて、様々な会社がガス業界に参入しています。私は利用していませんが、楽天経済圏にも楽天ガスがありますよね。

ミッド
ミッド
都市ガスはもともと国が、プロパンは会社が管理!(ざっくり)

また、都市ガスは地下に埋められたガス管から供給され、プロパンガスは屋外に設置するという場所の違いもあります。ガス自体も都市ガスは「メタン」プロパンガスは「プロパン・ブタン」が主成分になるので、使うガス台なども異なります。

ミッド
ミッド
一口にガスと言ってもいろいろ違うので、気を付けよう!

都市ガスのメリット・デメリット

都市ガスのメリットは、なんといっても価格だと個人的には思います。

都市ガスとプロパンガスを比較すると、だいたい2倍くらいの差があります。

しかしこの差も地域や住宅の様式(戸建て、集合住宅)などによって様々とのこと。

 【参考サイト】プロパンガスと都市ガスの料金比較

上記の参考サイトに詳しく記載されていますが、都市ガスとプロパンガスでは1㎡あたりの発熱量が違うのと、地区により料金体系も異なります。

しかし、住宅戸数の多い都心部であれば、都市ガスを利用するほうがプロパンガスの安価な業者を探すよりも、基本的に安いと思います。また集合住宅では、プロパンガスの維持管理費や運用コストが高いので、都市ガスのほうが優位性があります。

ミッド
ミッド
大学時代のガス代が高かったのは、維持管理費が高かったのか!

都市ガスのデメリットとして、ガス管が地下に埋めてあるので地震などで破損する可能性が高いことです。震度6以上だと、ガス管が破損する可能性があるとのこと。

地震大国ニッポンでは、こうした災害時に全国のガス業者が協力して、復旧を手助けする仕組みがあるようですので、そこまでのデメリットにはならないかもしれません。

また、都市ガスのガス管が近くにない場合、都市ガスを利用することが物理的に不可能ということもデメリットになります。(山の上で小屋立てても、都市ガスは引けない)

プロパンガスのメリット・デメリット

都市ガスと比較したときのメリットは、設置費用が安価どこでも設置可能地震などに強いということが挙げられます。

すでに建築された建物の場合、どちらかを選択することができませんが、新築の住居を立てる場合、「都市ガス」なのか「プロパンガス」かを選択できます。

そこで大きく変わってくるのが、『設置費用』です。

都市ガスの場合も、プロパンガスの場合も、設置費用は掛かりますが、プロパンガスは地上に設置する分、費用が安価な傾向のようです。また、業者によっては設置費用無料などを実施しているところもあるとのこと。

家を建てる費用は安くない金額ですので、多少でも安くなるのは嬉しいですよね。

ただし、都市ガスとプロパンガスのランニングコストをきちんと考えて設置しないと、初期費用は安かったけど、月々の支払が高かったということになりますので、きちんと検討したいところです。

ミッド
ミッド
近くに都市ガスがない場合はプロパンガス一択になると思いますが、適正料金の業者を選びたいですね。

また、地上に設置してある分、都市ガスと比較して地震などの災害に強いです。

もしガス管が破損してしまっても、ガス管に直接繋ぐことでボンベの残量分はガスを利用することが可能です。交通網され復旧すればボンベが供給されるので、ガスの復旧は都市ガスに比較して速そうですよね。

ミッド
ミッド
幸運なことにガス管が破裂するほどの大地震に出くわしてませんが、今後を考えるとプロパンの選択もありなのかなと思いました。

まとめ

都市部かつ集合住宅の場合、『都市ガス』のほうが料金が安い。

新築物件を建てる場合、都市ガスが利用可能な範囲であれば、どちらかを選択可能。設置費用・ランニングコストなどを鑑みて、安価な方を選択可能。

プロパンガスは悪!と思わずに、適正な金額でのガス料金を提供してくれる方を選択。

プロパンガスと都市ガスの途中での入れ替えはできなくないが、ガス台の種類やガス経路などすべて変わるので、初期費用などを考えるとそこまで変わらない場合もあり、「最初」にきちんと検討することが大事


私は都市部の賃貸アパートに住んでいるので、基本的に「都市ガス」を選択します。

プロパンガスとまた過ごす日々があるかは分かりませんが、アンチ・プロパンガス派からプロパンガスも場合によっては良いよね派になりたいと思います。

ではでは

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