IT関連

2021年1月度のパッチチューズデイ

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッドです。

本日は恒例のパッチチューズデイですね。自宅端末の20H2にOSのセキュリティパッチである「KB4598242」を適用してみましたが、元気に動いています。

現時点では、世の中的にも大きな不具合もなさそうです。

パッチチューズデイって何!?という方は、下記をご参照ください。

  パッチチューズデイ!【パソコン初心者向け】

今回は、下記の2つを取り上げます。

  1. HOME、Pro向けのv1903のパッチは公開なし
  2. AdobeFlashPlayerの削除パッチの配布なし

HOME、Pro向けのv1903のパッチの公開なし

先月の2020年12月でMSサポート終了となったv1903ですが、無事(?)セキュリティパッチは配布されませんでした。

心おきなく、v1903とはおさらばしましょう!

v1803サポート終了後、2か月くらいパッチが出ていたのは、やはりMS側の何かの誤りだったのだと思いました。今後はわざわざチェックせず、サポート切れたらアップデートを促していかないといけませんね。

自分の使っているWindows10のバージョンは、下記で確認できます。

・確認方法
Windowsマークのスタートメニューから、歯車マークの設定をクリックし、システムから詳細情報を選択すると、「Windowsの仕様」というところに「バージョン」という項目がありますので、そちらを参照してください。(一番最新は、20H2)

・確認方法(コマンド版)
Windowsマークのスタートメニューを右クリックし、WindowsPowerShellを起動。「winver」と入力し、Enterキーを入れると「Windowsのバージョン情報」というウインドウが開き、バージョン横に現在のバージョンが出ます。

個人的にはコマンドで出すのが手っ取り早いです。PowerShellは「Exit」と入力して終了するか、右上の「×」で終了でもどちらでもOKです。

バージョンが、1511、1607、1703、1709、1803、1809、1903の場合は、Enterprise版(超高い、家庭ではまず利用してない)でも使ってない限りサポート終了してますので、サポート内のv1909、v2004、v20H2にアップデートしましょう!

AdobeFlashPlayerの削除パッチ配布なし

2020年12月31日でサポート終了になったAdobeFlashPlayerですが、Windows8.1以降はInternetExplorerにバンドルされていて、自分で勝手にアンインストールできません。

MS様が、IEバンドルのFlashを削除するセキュリティパッチを1月中に配布するぜ!と申しておいででしたので、今日の定例パッチで配布されると期待していたのですが、今のところ配布されていません。

続報を待ちたいと思います。尚、個別の削除パッチはすでに用意されています。

よく、「Flash延命したいです~」って聞くのですが、セキュリティというところに目を瞑れば、下記の条件で延命は可能です。

■Windows8.1以降でFlashのActiveXを利用する場合

上述の通り、ユーザが勝手に導入・削除を選択できません。現在入っているものは、今後のパッチ配布で消えてしまうので、今後セキュリティパッチを適用せずに、現状を保全すれば継続利用可能です。

■Windows8.1以降でFlashのPlugInを利用する場合

FlashのPlugInはFireFox用のFlashですので、アンインストールしない限りは利用が可能です。

しかし、Firefox側が1月中のブラウザアップデートで、Flash機能を無効化(削除)すると案内していますので、Flashをインストールしていても、ブラウザ側で制限される可能性があります。

そのため、Flashをアンインストールしない+Firefoxのブラウザ自動アップデートを無効化して、現状を保存すれば継続利用可能です。(Flash機能をONにできるかは、現状不明)


個人的には、セキュリティは最新の状態に保持しておくべきかと思いますが、諸々の大人の事情でそうもいかない場合もあるかと思います。その場合は、リスクがあることを認識したうえで、どこまでのリスクを取るのかを検討して頂ければと思います。

ではでは

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