おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
IT業界で使われるパソコン用語、第二弾!
今回解説する用語
- 殺す
- (とりあえず)再起動
- グループウェア
- クラウド
- 証跡
では行ってみましょう!
前回解説した用語はこちら
殺す
非常に物騒な言葉ですね。殺す。
これは、人を殺すわけではなく、プロセスを停止する(=殺す)場合に利用します。
一番いいのは再起動(次解説)ですが、まずは様子見として試すのがプロセスを殺すこと
皆さんも、「殺す」という言葉が自然とでたらいっぱしのITエンジニア(?)です。
・殺すとは
特定のプロセスが処理の邪魔をしていたり、CPUやメモリを過剰消費している場合に、利用率の高いプロセスを停止することです。ごくまれに、理不尽な問い合わせを受けたときにも口から出ます。
(とりあえず)再起動
再起動万能説。
パソコンで変な挙動があった場合は、再起動すると治るというまことしやかな都市伝説があります。(実際に8割くらいで治るので困る)
再起動することにより、暴走したプロセスや変に稼働しているプロセスが綺麗になって、再起動前に出ていた不具合が消えることが多いです。
体感、8割くらいの不具合は治ります。
ちなみにWindows10からはデフォで高速起動が有効になっている場合があり、再起動が再起動になっていない場合があり、その場合はシャットダウン→電源も抜く→5分くらい放置→起動といった動作をしてもらうと治ることもあります。
尚、ウイルス感染しているパソコンを再起動するのは、最近のトレンドだとNGです。メモリ上に展開されたデータが消えてしまい情報収集できなかったり、再起動することにより症状が悪化する場合があるからです。
・(とりあえず)再起動とは
事象の切り分けのために、再起動後も事象が再現できるかで、一時的なものかソフトウェアなどの不具合かを見極める極意。再起動万能説。※ウイルス感染時は止めておきましょう。
グループウェア
企業共通の仕組みとして利用するソフトウェアのことです。
サイボウズとか、O365とか、そういうやつです。
企業全体で統一のツールを使うことで、情報共有やコミュニケーション効率が上がります(と言われています)。
ひと昔前は、部署ごとに専用のスケジュールツールやチャットツールを利用していましたが、
グループウェアを利用することで、そういう専用ツールがなくなり全社の誰とでも同じツールを利用できるようになります。
しかし、なんだかんだ個別のツールの方が痒い所に手が届いており、微妙にグループウェアが使いづらいです。
・グループウェアとは
企業全体の情報共有やコミュニケーション向上のためのソフトウェア。
便利になったと思う反面、若干使い勝手が悪いこともしばしば。
クラウド
元ソルジャーのクラウドではありません。
インターネット網を雲=Cloudと称し、インターネット上にあるサービスのことを、クラウドサービスと呼びます。
インターネットさえ繋がれば、だれでも好きなときに好きな分だけ利用できるため、自分でインフラ設備を用意しなくても様々なアプリケーションやソフトウェアを利用可能です。
前述のグループウェアもクラウド化しているものが多いです。
・クラウドとは
インターネット上にあるサービス群のこと。
好きなときに好きな分だけ利用可能。インターネットへのアクセスが不可避。
証跡
証拠(しょうこ)のことです。
アクセスログだったり、申請書だったり、メールだったり、画面キャプチャなり、なんらかの形に残るものすべてが証跡として利用できます。
口頭で作業を安請け合いし、その作業で問題になった場合に、きちんと依頼をもらってやってますよ~ということに利用したり、
ユーザがきちんと作業を実施したことを確認するのに、画面キャプチャをもらったり、色々です。
マニュアル通りにやりました!って連絡きて画面を確認したら、100%マニュアル通りにやっていない画面だったりするので、ユーザの口頭での説明は信じてません。
・証跡とは
証拠のこと。(ログ、申請書、メール、画面キャプチャなど)
会社(社会)では、口頭や自分ひとりで判断して作業すると、あとで痛い目に合うので、必ず証跡を残すようにしましょう。
皆さんに馴染みのない用語だったかと思います。
IT業界の現場は日々こうした用語を使い、(戦々恐々としながら)明るく楽しい職場で働いています♪
ではでは