おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
山登りと聞いて皆さんが思い浮かべるのは、
- キツイ
- お金がかかる
- わざわざ行く意味が分からない
などなど、マイナス方面を思い浮かべる人が多いのかなと思います。
先日、ワンダーフォーゲル部だった方と山登りについて小一時間語り合い、「いや、山登りってキツイよね~」と終始山登りはキツイという話や、山の上で雷や雨で大変な想いをした話で盛り上がったのですが、
最終的に「今度山に行きましょう」と話はまとまりました。
なぜ山登りをしたくない理由はたくさんあるのに、山に登ってしまうのか。
今日は上記3つの「キツイ」「お金がかかる」「わざわざ行く意味が分からない」の3つの行きたくない理由について、
率直にどう思うかと、でもこういう面もあるという話を取り上げたいと思います。
キツイ
1つ目、「キツイ」です。
ぶっちゃけキツイです(笑)
日帰り、山小屋泊、テント泊などで持っていく荷物が違いますが、日帰りでも数kg、テント泊だと夏山でも20kgは超えます。
その重いリュックを背負いながら、8時間前後歩く訳ですから、「キツイ」以外の何物でもありません。
この歩く工程最高!大好き!という人は、私は見たことがありません。
世の中探したら、山登る事自体が大好き!という特殊な方もいらっしゃるかもしれませんが、私は知りません。
トライアスロンとかやってる人は、もしかしたら工程も好きなのかも。
なので、キツイ想いをしたいがために山に行くのではなくて、山に行った結果キツイ想いをするということですね。
キツクならないように、装備を軽量化したり、自分の疲れないペースを考えたり、適宜水分や行動食を摂取したり、荷物のパッキングを考えたり、最悪山行く前に走り込んだりして、最適な状態にチューニングをします。
このチューニングが好きな人は結構な数いると思います。私も好きです。
山登りは「キツイ」です!
でも、試行錯誤や工夫次第で緩和することが可能です。
お金がかかる
2つ目、「お金がかかる」です。
お金も少なくない金額掛かります。間違いない。
行く場所によりますが、都心付近に住んでいれば歩いて5分で山に行ける、裏にすぐ山があるという環境ではないと思いますので、
山に登るために、1時間~2時間程度公共交通機関を使って、山にアクセスする必要があります。
ざっくり片道2000円くらいは掛かるでしょう。往復4000円です。
アルプスを目指したときは、アクセスの仕方によりますがもっと掛かります。
また、行動食や水分、山の上での食費、山小屋に泊まるなら山小屋代(大体5000円以上はする)、テント場代、水をくむのにもお金がかかる場合もあります。
それ以外にも、登山靴、リュック、寝袋、バーナー、コッヘル、雨具などなど、登山用品を集め始めるとお金がいくらあっても足りません。
お金がかかるのはぐうの音も出ないほど正論です。
しかし、交通費はしょうがないにしろ、食費はおにぎりなどを持っていけばピクニック行くのと一緒ですし、用品に関しても最初から高価なグッズは必要ないです。
私は、高校生の頃はスニーカー、ジーパンという恰好で山に登っていました。
たぶん頭おかしいやつに思われていたに違いありません。
でも全然山に登れていましたし、苦労もそこまでしなかったです。(そもそも良い装備を使った経験がないので不便かどうか判断できない)
大人になって、しばらくしても普通の靴で登山してましたが、一緒に山に行く先輩に、
「ミッドは大丈夫だけど、他の人がケガするといけないから、登山靴だけは買ってくれ・・・」
と切実にお願いされたので、登山靴は買いました。
革性でハイカット(足首も覆うやつ)で下に鉄板も入っているような、すごい良い登山靴ではなく、
1万円前後の軽くて動きやすいものですが、普通の靴より断然坂道や濡れた岩でも止まるし、衝撃吸収性が高いのには驚きました。(KEENってブランドのやつです)
今でも愛用してます。
服装は相変わらずそこら辺の街中いく恰好で登ってます。そこまでこだわりがないです。困ったこともないので。
お金を掛ければ掛けるほど、快適になるのは間違いないですが、掛けなくてもどうとでもなるところが多いです。
ちょっとした山(2000mくらい)にいくなら、登山靴は買いましょう。コスパいいです。
スニーカーで登れなくはないですが、ケガすると良くないので!
わざわざ行く意味がわからない
3つ目、「わざわざ行く意味がわからない」です。
この理由の出る人は、「山に行ったことないけど」という人と、「山登ったけどそこまでおもしろくなかった」という人に分かれるのかなと思います。
山に行ったことないけど~~って人は、もしかしたら行く理由が見つかるかもしれません。レッツトライ!
山登ったけど~~って人は、お疲れ様でした。登山とは合わないようなので、登らなくていいと思います。
登山ジャンキーの人は、たぶん行く理由は「山に登りたいから」であって、深い意味はたぶんありません。
私も無性に山に登りたくなる時があります。
キツイし、お金掛かるし、なんなら落石とか天候不良とか滑落とか危険もあるのに、なぜ山に行くのか。
私個人的には、そういうキツイ想い、費用を掛けても、
山頂にたどり着いたときの爽快感、
景色の良い眺め、
やりきった充実感、
などがとてつもない魅力なんだろうなと思います。
テント泊でも、20kg以上の重い荷物担いで、やっとの想いでたどり着いた山頂付近のテント場でテント張って、折り畳みの椅子に座りながら高原の風を感じつつ、
飲むウイスキーは最高です。ご飯も最高です。最高に生きてる感じがします。
山に行く理由は人それぞれですが、たぶん最高に生きてる!って感じるところは共通しているのかなと思います。
リアルで命の危険もあるので、山に登る際は安全第一でお願いします。
自分の命をbetしてはいけません。慣れてない人は慣れてる人と行きましょう。
まとめ
山に登りたくない理由3つ
- キツイ
- お金がかかる
- わざわざ行く意味が分からない
について、取り上げました。
どれも正しいですし、真っ当な理由だと思います。
でも、そうした登りたくない理由を吹っ飛ばして山に行きたくなる魅力が、山登りにはあるのです。
それは何?というと、うまく言語化できないのですが、
達成感だったり、爽快感だったり、自然を身近に感じたりすることなんだろうなと思います。
梅雨が明ければ、山シーズン到来です。
今年は富士山も開山するようです。コロナの感染がまだまだ心配ですが、感染対策をしっかりして、山登りにも行きたいものです。
山登りにいきたい(切実
おととしのキャンプで少し登ったのが最後です。日帰りで良いので、今年は山に行きたい。できればテント泊とか、山小屋泊とか、2泊3日くらいで山に行きたい。
ではでは