おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
パソコン、TV、スマホの充電でも、電気は欠かせないものですよね。
家のコンセントって決まった場所に設置されているので、大抵は延長コードなどを利用して自分の使いやすいところまで引っ張ってると思います。
延長コードは、「1500Wまで!」みたいな注意書きがあるので、そこが上限だと思いますが、じゃあコンセント自体の上限値ってあるのかな?と疑問に思ったので調べてみました。
下記のパナソニック様のページで「知っておきたい電気の基礎知識」という部分に分かりやすく解説されていました。
結論は、
1つのコンセントは1500Wまで
1つの回路で2000Wまで!(20Aの場合)
回路って何?というところを、もうすこし深堀します。
屋内のコンセントまでの配線
家の中にあるコンセントは、分電盤から分岐して電気が供給されています。
下記図のように、分電盤には分岐ブレーカーと呼ばれる小さいブレーカーが付いていて、この1つのスイッチが1回路です。
<参照元:電気の基礎知識 – 家電情報ポケット – Panasonic>
1つのコンセントが使える電力上限
1つのコンセントで利用できる電力は、下記の計算式で求められます。
電流(A) × 電圧(V) = 電力(W)
一般的なコンセントが流せるアンペア(A)は1500Wまで、一般家庭の電圧(V)は100Vとなっているので、
15(A) × 100(V) = 1500W
が1つのコンセントで利用できる電力上限です。
ピカチュウの10万ボルトがとんでもない威力だとわかります。一般家庭の1000倍!
1つの回路で利用できる電力上限
1つの分岐ブレーカーから配線されるコンセント群を「回路」と言います。
1つの回路が処理できる電力は、ブレーカーの上限アンペアによって異なります。アンペアは、電力会社との契約に変わります。(単身なら20Aが多い)
1つの回路で利用できる電力上限は、
20(A) × 100(V) = 2000W
が、1つの回路で利用できる電力上限です。
1つのコンセントは1500Wまでですが、複数のコンセントで同時に利用できるのは2000Wまでです。
どんなことに気を付ければいいか
コンセントと回路の電力上限値は分かった。じゃあどうすれば良いのか?
コンセントと回路の関係から読み取れることは、
消費電力の多い家電は、別々の回路で利用した方が良い
ということですね。
例えば、「エアコン」と「電子レンジ」みたいな瞬間消費電力の多い家電を、1つの回路上で使ってしまうと、回路上限の2000Wを超えてブレーカーが落ちるので、別々の回路にしておくほうが良いということです。(エアコンは専用のコンセントがあること多いので、分岐させないと思いますが)
逆に1つの回路上限の2000Wさえ超えなければ問題なさそうなので、
1つのコンセントから2本の延長ケーブルを出して、さらにそこから延長したとしても、全体で1500Wの電力消費を超えなければ全く問題ないということですね。
私は1つのコンセントで下記の家電がぶら下がっている状態です。
- デスクトップパソコン2台
- テレビ
- 外付けHDD3台
- ディスプレイ3枚
- プリンター
- スキャナー
- 炬燵
- Wifiルーター電源
- スマホ充電器多数
同時には使ってませんが、これでもブレーカー落ちたことないので、1500Wって結構すごい消費電力なんですね。
今の契約は30Aなんですが、学生の頃は20Aだったのでエアコン付けながらどこまでやるとブレーカー落ちるのか、ドキドキしながら家電を利用した記憶があります。
今はエアコン使いながら電子レンジはOK!みたいなざっくり感でいますけど、1つのコンセントでの上限を知っておくと模様替えの時の指針になるかもしれませんね。
ではでは