2021年6月度のパッチチューズデイ

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド（＠mid_v_lab）です

・6月10日　タスクバーあたりの情報を追記！

2021年6月のパッチチューズデイがやってきましたね♪

パッチチューズデイって何！？という方は、下記をご参照ください。

　　パッチチューズデイ！【パソコン初心者向け】

今回は、下記の3つを取り上げます。

1. 2004、20H2、21H1のKB番号とbuild番号
2. IEのサポート終了に関して
3. AdobeReaderも更新出てます

6月9日(水)時点で、Twitterや各種サイトの情報を確認しましたが、影響の大きそうな不具合は出ていないようです。

今回のパッチを適用すると、タスクバーに天気とかの情報が出る場合があるとのことですが、残念ながら自分の環境では発生しませんでした。

2004、20H2、21H1のKB番号とbuild番号

今月配布されたセキュリティの累積更新パッチのKB番号と、build番号は下記の通りです。

	KB番号	build番号
2004	KB5003637	19041.1052
20H2	KB5003637	19042.1052
21H1	KB5003637	19043.1052

※21H1になって中身変わってないなと思ったら、KB番号も一緒かよ！！

KB番号はインストール時のチェックに、build番号は適用されているかのチェックにご利用ください。

build番号の確認は、設定＞システム情報＞Windowsの仕様、を確認するか、

PowerShellを起動して「winver」と入力して実行すると、下記のような画面が出てきますので便利です。

もっと詳細を知りたい方は、下記のマイクロソフトのページをチェック！

2021 年 6 月のセキュリティ更新プログラム – リリース ノート – セキュリティ更新プログラム ガイド – Microsoft

IEのサポート終了に関して

IEのサポートですが、2022年6月16日までと発表がありました。

もともと2025年までだったはずなので、3年も短くなっています。

この背景として、IEブラウザが時代に合ってきておらず、脆弱性も増えてきたのでChromium版Edgeに変えてもらいたいというMSの想いがあるようです。

IEのサポートは短くなりましたが、Chromium版EdgeのIEモードというEdgeのガワを被ったIEによる閲覧がサポートされます。少なくとも2029年までIEモードをサポートするとMSが言っているので、まだIEを利用している方はさっさとEdgeに切り替えるのが良いです。

企業などではIEモードのポリシーを配布して、ポリシーファイルに基づいたIEモード閲覧を自動で行うのがベストですが、個人利用であればEdge右上の「…」から設定を開き、「既定のブラウザ」メニューから、「InternetExplorerモードでサイトの再読み込みを許可」をONにしてあげると、（ブラウザの再起動が必要です）

Edge右上の「…」からその他のツールの中に、「InternetExplorerモードで再度読み込む」というメニューが出てきて、表示しているページをIEで表示してくれます。

社内SEがやるべきことは、過去に下記にまとめてます。

IEのサポート終了が2022年6月15日までに終了。社内SEがやるべきことは？｜ミッドの実験室 (mid-v-labo.com)

AdobeReaderも更新出てます

フリーソフトの脆弱性狙われやすいTOP10に入るAdobeReaderの脆弱性も、パッチチューズデイに合わせて発表されて、最新の更新版が出ております。

私はEdgeでPDFが見れるのでインストールしてませんが、AdobeReaderを利用されている方はご注意ください。

アップデートはAdobeReaderを開き、ヘルプ＞アップデート有無を確認から、アップデートできます。

最新バージョンは、「21.5.20048」です。

企業向けの配布インストーラーは下記のAdobe公式URLからダウンロードできます。

Adobe – Adobe Acrobat Reader DCの配布

Windows用のMSPファイルでアップデートしたい場合は下記になります。

21.005.20048 Planned update, June 08, 2021 — Release Notes for Acrobat DC Products (adobe.com)

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IEサポートの終了が短くなったのは、結構寝耳に水でした。

あと1年ほどでIEブラウザの終焉。Edgeが終焉するときまで、この世に生きていたいものです。

ではでは