おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
2022年1月のパッチチューズデイがやってきましたね♪
パッチチューズデイって何!?という方は、下記をご参照ください。
《過去記事》
2022年最初のパッチチューズデイです。
今回は、下記の3つを取り上げます。
- Windows10,11のKB番号とbuild番号
- AdobeReaderの更新も久々に来てます
- ミスリードURLに気を付けましょう
1月12日(水)22:00時点で、Twitterや各種サイトの情報を確認しましたが、影響の大きそうな不具合は出ていないようです。
・1/18 19時追記
VPNに接続できない問題に対する定例外パッチが出たようです。VPN接続で問題がありパッチをアンインストールした方は、定例外パッチを適用して事象が改善するかお試しください。
・1/13 11時追記
今月のパッチを適用すると、VPNに接続できない事象が出ているみたいです。
一般家庭でVPNを接続する猛者はそこまでいないと思いますが、会社勤務の方たちはVPN張ったりすると思いますので、パッチ適用後VPNが張れない場合は注意してください。
今月のセキュリティパッチでは、日本語IMEの不具合修正なども含まれるようですので、「IMEがなんかおかしい・・・」という方はパッチ適用をしてみてください。
Windows10,11のKB番号とbuild番号
今月配布されたセキュリティの累積更新パッチのKB番号と、build番号は下記の通りです。
KB番号はインストール時のチェックに、build番号は適用されているかのチェックにご利用ください。
Windows10
KB番号 | build番号 | |
20H2 | KB5009543 | 19042.1466 |
21H1 | KB5009543 | 19043.1466 |
21H2 | KB5009543 | 19044.1466 |
Windows11
KB番号 | build番号 | |
21H2 | KB5009566 | 22000.434 |
build番号確認方法
build番号の確認は、下記手順で確認できます。
Windows10:「設定>システム情報>Windowsの仕様」を確認
Windows11:「設定>システム>バージョン情報>Windowsの仕様」を確認
PowerShellを起動して「winver」と入力して実行すると、下記のような画面が出てきますので便利です。(Windows10、Windows11共通)

AdobeReaderの更新も久々に来てます
ひさびさにAdobeReaderの更新が発表されています。
最新バージョンは、「2021.011.20039」となります。
CVEのベーススコアも「7.8」と少し高めなので、WindowsUpdateと共に、AdoreReaderもバージョンしておきましょう。
最新版のインストーラーのリンクを貼っておきます。
①最新exeファイル

左下の環境を自身の環境に変更頂き、真ん中の余計なオプションはすべて「チェックを外し」て、右上の「Adobe Reader をダウンロード」より、ダウンロードします。
②最新mspファイル

※画像はバージョン21.007.20091のものです。21.011.20039に置き換えてください。
Productが「Reader」のもので、32bitか64bitで選択してください。
普通にインストールすると、32bit版がインストールされているはずです。
①側で初期インストールしている場合は、32bitを選択してください。
exeファイルとmspファイル、どっちが良いかですが、
- exeは上書きインストール
- mspはアップデート
という感じです。
新規でインストールするならexeで、すでにAdobe Readerが入っている環境なら、mspでのアップデートが良いかと思います。
ミスリードURLに気を付けましょう
NECのセキュリティブログを読んでいたら、正規サイトに似せたURLの手法を紹介していました。
コロナ禍でオンラインショッピングが増えたからか、Amazonなどを詐称したメールのリンク先などにも利用されますので、よく注意しましょう。
個人的には、
gοοgle.com(oがギリシャ文字のオミクロン)
google.com(oは英語のオー)
が、ぱっと見分からなくて、詐称レベルが高いなと思いました。
なんにせよ、メールのリンクをクリックするのではなく、Google検索やブックマークしている公式サイトのTOPから、アクセスするように心がけましょう。
利用者にメールが行って、パスワードの変更などを促している場合、間違いなく企業のTOPページのお知らせに出るレベルですからね。
その他
今月のパッチ詳細は、下記のマイクロソフトのページをご参照ください。
2022年はMSからどんな発表があるか楽しみです。
ではでは