おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
2022年4月のパッチチューズデイがやってきましたね♪
今月は忘れなかった!!(かろうじて)
パッチチューズデイって何!?という方は、下記をご参照ください。
《過去記事》
今回は、下記の3つを取り上げます。
- Windows10,11のKB番号とbuild番号
- AdobeReader更新あり
- ランサムウェア平均支払額が前年比8割増!!
4月13日(水)21:00時点で、Twitterや各種サイトの情報を確認したところ、ESETのセキュリティソフトをインストールしている環境で、ブラウザが開けなくなるなどの不具合が出てるみたいです。
Windows10,11のKB番号とbuild番号
今月配布されたセキュリティの累積更新パッチのKB番号と、build番号は下記の通りです。
KB番号はインストール時のチェックに、build番号は適用されているかのチェックにご利用ください。
Windows10
KB番号 | build番号 | |
20H2 | KB5012599 | 19042.1645 |
21H1 | KB5012599 | 19043.1645 |
21H2 | KB5012599 | 19044.1645 |
※20H2のサポート期限が「2022年5月10日まで」ですので、20H2をご利用の方はそろそろ重い腰を上げて、21H2あたりにアップデートしましょう。
Windows11
KB番号 | build番号 | |
21H2 | KB5012592 | 22000.613 |
build番号確認方法
build番号の確認は、下記手順で確認できます。
Windows10:「設定>システム情報>Windowsの仕様」を確認
Windows11:「設定>システム>バージョン情報>Windowsの仕様」を確認
PowerShellを起動して「winver」と入力して実行すると、下記のような画面が出てきますので便利です。(Windows10、Windows11共通)

AdobeReader更新あり
最新バージョンは、「2022.001.20117」となります。
CVEのベーススコアも「7.8」と少し高めなので、WindowsUpdateと共に、AdoreReaderもバージョンしておきましょう。
更新はAdobeReaderを開いて、「ヘルプ>アップデート有無を確認」より、最新版にアップデート可能です。
社内SE用に、最新版のインストーラーのリンクを貼っておきます。
①最新exeファイル

左下の環境を自身の環境に変更頂き、真ん中の余計なオプションはすべて「チェックを外し」て、右上の「Adobe Reader をダウンロード」より、ダウンロードします。
②最新mspファイル

※画像はバージョン21.007.20091のものです。22.001.20117に置き換えてください。
Productが「Reader」のもので、32bitか64bitで選択してください。
普通にインストールすると、32bit版がインストールされているはずです。
①側で初期インストールしている場合は、32bitを選択してください。
exeファイルとmspファイル、どっちが良いかですが、
- exeは上書きインストール
- mspはアップデート
という感じです。
新規でインストールするならexeで、すでにAdobe Readerが入っている環境なら、mspでのアップデートが良いかと思います。
ランサムウェア平均支払額が前年比8割増!!
Emotetでわーわーしていたと思ったら、その派生なのかランサムウェアの支払額がめちゃくちゃ増えているそうです。
判明しているだけでコレですので、こっそり払っている企業も含めるともっと増えていそうですね。
ランサムウェア企業、儲かってますね・・・
※営利目的で他社にウイルスを仕掛けるのは駄目・絶対!
個人的には(セキュリティの観点で)支払わない方が良いと思いますが、経営的な判断で支払うケースもあるのかなと思います。
社長のPCが暗号化された!みたいな。。。
その場面に出くわしたくはありません。
なにはともあれ、水際のセキュリティ対策が重要です。まずはパッチ当てよ♪
その他
今月のパッチ詳細は、下記のマイクロソフトのページをご参照ください。
今回も忙しかったせいか、前回から圧倒言う間に感じました。
ぼちぼち落ち着いてきたので、もう少しセキュリティ関連の記事も増やしていきたいなと思います。
ではでは