おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
9月末で会社を退職して、10月より無職(個人事業主、フリーランス)になりました。
最近、理解したつもりだった「国民年金」と「国民健康保険」がごっちゃになってきました。
というのも、保険料納付の納付書が届いてPayeasyで払おうとしたら、エラーが出て払えず、よくよく確認したら国民年金の支払い納付書が「2回」届いていて、すでに終わった振り込みだったのでエラーになったっぽいと、ようやく理解できたからです。
※当初10月分の「国民年金」と「国民健康保険」の支払いが来たのだと思いました。
ちなみに上記結論は私個人が導き出した答えで、「ねんきん窓口」も「銀行」も「年金事務所」も誰も分からない(し、調べられない)というカオスっぷりで、この国はもう駄目かもしれない・・・と思いました。
※真っ当な対応をしてくれたのは、銀行と担当地区の年金事務所でした。後述します。
自分の備忘録および、無職になった人が本記事に行きついた時のために、違いなどを記載しておこうと思います。
では、いってみましょう~~
国民年金と国民健康保険の違い
冷静に考えると、まったく別物です。
国民年金の概要
国民年金は、日本国内に居住している20歳以上60歳未満の人が加入します。
保険料は、令和3年度(令和3年4月~令和4年3月まで)は『月額16,610円』です。
※保険料は年度ごとに見直しされます
会社に就職すると、「厚生年金」という上位互換の制度に変わり、会社側で一緒に支払いをしてくれるので、サラリーマンをやっているとあまり意識しなくなります。
無職になると厚生年金から抜けるので、国民年金への支払いが必要です。
国民年金の用途は、老後の備えです。
国民健康保険の概要
国民健康保険は、すべての国民が何らかの「公的医療保険」に加入する「国民皆保険制度」の内、自営業者や退職者、無職者とその家族のための保険です。
国保と略称されることもあります。いわゆる保険ですね。保険証をもらうには、この国民健康保険税を納付する必要があります。
保険料は、各市町村で計算方法が異なり、前年度の所得に応じて掛かる「所得割額」と、加入者数に応じてかかる「均等割額」の合算が、1年分の税額となります。
※前年度の所得に応じて、支払い金額が決まります。
40歳以上、年収300万円、基礎控除43万円で年額36万円(月額3万円)くらいだそうです。
国民年金と国民健康保険の違い
「国民年金」と「国民健康保険」で明確に違います。表にします。
国民年金 | 国民健康保険 | |
目的 | 老後の備え | ケガや病気のため |
支払い先 | 国 | 市町村 |
納付額 | 年度で変わる | 前年度の所得、市町村で変わる |
納付タイミング | 加入・変更から2年間 | 不明?翌年6月頃? |
前納割り | あり | なし |
国民年金は老後の備えであり国に納め、国民健康保険はケガや病気のためであり住んでいる市町村に納めます。
※変更の手続きは、どちらも役所の窓口で行います。
納付額は、国民年金は日本国内どこでも一律で年度ごとに金額が決まります。国民健康保険は前年度の所得に応じて決まり、さらに市町村によっても料率が異なります。
納付タイミングですが、国民年金は申込から2年後の翌月末までです。(2021年10月加入・変更なら2023年の11月末まで)
国民健康保険は現状不明です。納付書が来たら更新します。(変更したときに11月に来るみたいなこと言ってた記憶があります。)
また、国民年金は前納すると前納割りを受けられますが、国民健康保険には前納割りはありません。
ややこしくしている文言
「国民年金保険料」という言葉が、年金ではなく保険っぽい感じを醸し出しているのがよくない気がします。
そもそも保険ってなんだろう・・・と思い始めました。
保険は、多数の者が保険料を出し合い、保険事故が発生したときには、生じた損害を埋め合わせるため、保険金を給付する制度である。保険の対象とされる保険事故には、交通事故・海難事故・火災・地震・死亡など様々な事象があり、人間生活の安定を崩す事件・事故・災害などの危険に対処する。
引用元:保険 – Wikipedia
相互に助け合ってお金を出すから、年金も保険なのか?ちょっと良く分かりません。
とにかく分かりづらい(笑)
国民年金の支払い納付書が(2回)届いた
国民年金の納付書が(2回)届きました。(あとで気づいた)
(役所で「国民年金」も「国民健康保険」も同日に変更を掛けました。11月に納付書きますよ~と言われた(気がする)ので、2通届いたので国民年金と国民健康保険の納付書だと思ってました。)
Payeasyで支払いを掛けると・・・
「この納付書は利用できません。収納機関に連絡してください」とエラーが出ました。
番号は5回くらい確認して入れてるので間違ってないし、前回Payeasyで支払ったときは何も問題なかったので納付書の番号がおかしいのでは?と思いました。
※2021年10月~2022年3月までの国民年金保険料を10/26時点で前納していた。
ねんきん加入者ダイヤルに電話
気は乗りませんが電話することに。しかもナビダイヤルなので、RakutenLinkでも有償対応になる模様。さらに気が乗らない。
ちょっと待たされる。
収納機関に問い合わせてってエラーが出てるのに、銀行に問い合わせするの?何も確認してないのに銀行へって、これはたらい回しになる気配がプンプンします。
なんも調べてないのにね。みずほ銀行だったから、システムのせいにされたんですかね。
とのこと。
埒があかないので、銀行側に連絡してシステムエラーなどがないかを確認することに。とりあえず電話応対した人の名前を押さえる。
みずほダイレクトヘルプデスクに電話
絶対システム側じゃないけど、みずほ銀行なので万が一を考え、電話。
初歩的な部分の確認から始まりました。やはり大手のオペレーターさんは教育が行き届いていて良いですね。とりあえず、ハイフンも全角も0をOと入れたり、そういう入れ間違いはしていないことを説明。
電話上でお客様番号などの入力により、本人確認を実施。
ちょっと待つ。
その後、口頭で会話しながら再度入力してみても駄目。出ているエラーコードを伝える。
とりあえず、銀行側に不備はないことが分かったので一歩前進。
再度、ねんきん加入者ダイヤルに電話。
続:ねんきん加入者ダイヤルに電話
なんでナビダイヤルの電話料を自分で払わないといけないんだ・・・と思いながら電話。(結論、自分のせいなので致し方ない)
こいつら年金番号とか一切確認しないのか・・・
はい、たらい回しキターーーーーー!
※この時点で年金番号確認して、支払おうとしている期間はすでに納付されていることとかを確認できないんでしょうかね。
年金事務所に連絡する
最寄りの年金事務所に連絡しました。
素直に原因が分からないと言われ、高評価です。
※すでに前納してました、ごめんなさい
年金事務所でも原因が分からないとのことなので、コンビニ支払いを試すことに。
その前に、前回やったときは上手く支払いできたんだけどな~と支払った納付書を確認してみると・・・
「国民年金」
という名称が書かれていました。
ネットバンキング上の項目は「シヤカイホケンリヨウトウ」となっています。
国民健康保険を支払ったと思ったけど、もしかして国民年金支払ってる??
そして、冒頭の混乱に至ります。
まとめ:国民年金と国民健康保険は別物
国民年金と国民健康保険は全くの別物です。
別物だって理解してましたが、いざ支払いになると「保険」という言葉に翻弄されて混乱してしまいました。
金額も違うので間違いようはないのですが、初めての変更だったので混乱の極み。
とりあえず、国民年金のねんきん加入者ダイヤルの対応の塩っぷりを体験できました。
こういう対応してるから、未納者が増えるのでは?と思いました。ぶっちゃけ「もういいや」と思いましたし。最上級のサービスをしろとは言いませんが、最低レベルの仕事はしてほしいものです。
自分の納付した種別をきちんと把握しておけって自戒もありますが、(自分含めて)誰も結論に至れないのはヤバいと思いました。
銀行はシステムエラーが出てない確認までしてくれたので、十分な対応であったと思いますし、年金事務所もコンビニ支払いできなければ納付書を再発行してくれるとのことだったので、及第点でしょう。
ただ、ねんきん加入者ダイヤル、あなたは駄目です。(・ω<)
日本のデジタル化はまだまだ遠そうです。
※マイページとかで確認できれば~と思ったら、最近はマイナポータルからねんきんネットと連携して納付状況を確認できるみたいです。ただ、支払い済みかどうかの判断がしづらかったです。払ってなかったらまた連絡くるだろうし、その時に考えます。
ここらへんのお金の処理は、サラリーマンで脳死していた方が楽っちゃ楽でしたね。
でも自分で管理する分カスタマイズ性はあるので、そこは個人事業主の良いところですね。ある程度売り上げ立つようになったら、マイクロ法人作ろっと。
ではでは