おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です
2022年2月のパッチチューズデイがやってきましたね♪
パッチチューズデイって何!?という方は、下記をご参照ください。
《過去記事》
今回は、下記の2つを取り上げます。
- Windows10,11のKB番号とbuild番号
- Emotetの被害増加中
2月9日(水)21:00時点で、Twitterや各種サイトの情報を確認しましたが、影響の大きそうな不具合は出ていないようです。
Windows10,11のKB番号とbuild番号
今月配布されたセキュリティの累積更新パッチのKB番号と、build番号は下記の通りです。
KB番号はインストール時のチェックに、build番号は適用されているかのチェックにご利用ください。
Windows10
KB番号 | build番号 | |
20H2 | KB5010342 | 19042.1526 |
21H1 | KB5010342 | 19043.1526 |
21H2 | KB5010342 | 19044.1526 |
Windows11
KB番号 | build番号 | |
21H2 | KB5010386 | 22000.493 |
build番号確認方法
build番号の確認は、下記手順で確認できます。
Windows10:「設定>システム情報>Windowsの仕様」を確認
Windows11:「設定>システム>バージョン情報>Windowsの仕様」を確認
PowerShellを起動して「winver」と入力して実行すると、下記のような画面が出てきますので便利です。(Windows10、Windows11共通)

Emotetの被害増加中
最近Emotetによる被害例を多く見ます。
Emotetって何?は下記をご参照ください。
《過去記事》
直近の事例だけ見ても、
- リコーリース
- テスコム
- ライオン
- 積水ハウス
といった企業で被害事例が出ています。
これ全部2月中の話ですからね。めっちゃ増えたなという感じです。
Emotetを防ぐには、
- 最新のパッチを適用する
- ウイルス定義ファイルを最新にする
- 社員教育する
- Officeのマクロを無効化する
などがありますが、やはりセキュリティパッチなどのセキュリティ面を定期的にしっかり適用していく習慣が大事ですね。
心当たりのないメールを開封してしまうことはヒューマンエラーで起こりうることなので、それ以外の部分でセキュリティが担保できるように対策も必要です。
- セキュリティパッチ適用してません
- 社員教育してません
- その他のセキュリティ対策をしてません
では、Emotetに感染して当然という感じですね。
自社だけの被害で済むなら高い教育料払ったで済みますが、Emotetは過去にやりとりした取引先にメールを送って感染を拡大させるので、企業ブランドに大きな影響を与えますね。
ご安全に!!
その他
今月のパッチ詳細は、下記のマイクロソフトのページをご参照ください。
2月のパッチチューズデイはあまり取り上げるものもなかったです。
まあ平和なのは良い事です。
ではでは