雑学・豆知識

地図記号はアップデートされているという話

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ミッド(@mid_v_lab)です

地図記号、みなさん聞いたことありますよね?

小学生か中学生の社会の授業で習うやつです。

こんなんです。

(引用元:国土交通省

これは何の地図記号でしょうか?

正解は・・・・

市役所」です!!

こういった地図記号、普段の生活ではほぼ見かけないと思いますが、国土交通省が発行している2万5000分の1の地図などには記載されていて、目標物としてよく利用されます。

私のオススメ地図記号は、「送電線」です。

高い鉄塔で見つけやすく、地図上の位置と、現在の位置を判別しやすいです。

送電線の地図記号は、真っすぐな直線に等間隔で〇が二つ付いています。

(引用元:国土交通省

もし、地図を見ながら歩く機会があれば、ぜひ送電線の地図記号を探してみてください。

そんな地図記号ですが、社会の変化により廃止されたり、新規で追加されているようです。

世の中の変化とともに、子どもの頃に学んだ「地図の常識」が大きく変わっている。風車や老人ホームといった新たな地図記号が登場する一方、電話局や桑畑の地図記号は消えた。

引用元:ダイヤモンドオンライン「消えた工場、桑畑…地図記号の廃止・誕生の背景にある「社会の変化」」

今日はそんな地図記号について取り上げます。

地図記号とは

地図記号とは、地図を見やすくするために建物の名称ではなく記号で表したものになります。市役所や病院、警察署などがあります。

地図記号の載っている地図を見たことがある人なら分かると思いますが、2万5000分の1の地図ともなるとかなり細々して見づらい地図ですよね。

ここに「市役所」と記載すると3文字必要ですが、「◎」と記載すると1文字だけで済み、市役所の意味を表してくれるので、地図が見やすくなるという訳です。

増えた地図記号

時代によって増えた地図記号をいくつかご紹介します。

平成9年(1997年) 電子基準点

(引用元:国土交通省

元々地図の測量には三角測量と呼ばれる測量法が利用されており、この基準点を示す「三角点」という地図記号がありました。(下記参照)

(引用元:国土交通省

三角点は山とか登る人には馴染み深いかもしれません。

近年のIT技術の進化により、人工衛星の電波を受けて、正確な測量を実施しており、この基準点が「電子基準点」となります。

地図記号も三角点に電波が付いている感じです。

伊能忠敬が日本地図全体を作成するのに17年掛かったそうですが、

人工衛星からの電波受信を使った現代の測量技術では、どれくらいの期間で地図ができてしまうんでしょうね。3日とかですかね?もっと早い気もします。

電子基準点は、そんなIT化の先駆けとなる地図記号だったということですね。

平成18年(2006年) 老人ホーム

(引用元:国土交通省

これは年々地図を眺めている私も、「なんだこの地図記号?」と気づいたくらいに存在感がありました。

日本の高齢化問題は皆さんも認識あるところだと思いますが、2000年代より老人向けの介護を受けやすくする法律が制定され、

全国に老人ホームが増えました。そのため、老人ホームを示す地図記号を作成したようです。

2006年から存在している、この地図記号。知らない方多いのではないでしょうか。

消えた地図記号

逆に消えてしまった地図記号を紹介します。

平成25年(2013年) 桑畑、工場

(引用元:国土交通省

「桑畑」は、桑(くわ)を育てている畑を表していました。

桑はカイコを育てるために作られていましたが、現代ではカイコから糸を作っているところはほぼ無いと言っても過言ではないでしょう。

工業の推移とともに、桑畑も消滅し、地図記号も消える・・・まさに時代の変化ですね。

もう一つが「工場」。

いやいや、工場いっぱいあるし、消えてないでしょ(笑)と思って、老人ホームも載っている最新の2万5000分の1の地図を確認してみました。

マジで無い

なんで廃止されたのか色々調べたところ、測量方式が実際に現地に行って測量する三角測量から、電子測量に変わったためではないかと言われています。

こんなところで、新規追加された地図記号とクロスオーバーするとは・・・

工場の稼働実体(特に中小規模のもの)は、実際に現地に行ってみないと把握できず、地図作成が電子測量となり現地に行かなくなったので、実体が把握できず廃止せざるを得なかったということのようです。

測量法の変更による、地図記号の遷移。そうした変化もあるんですね~。

工場の地図記号の左右が違うだけの発電所は廃止されていないようです。

(引用元:国土交通省

ニコイチで覚えていたので、片方が消滅とは・・・少し悲しい気分になりました。


一見変わっていなそうな地図記号も、実は時代と共に移り変わっています。

何十年後には、三角点とかも無くなっているのかもしれませんね。そういった意味で、地図記号の遷移を全く知らないまま、20年後30年後に地図を見てみるのも面白いかもしれません。

別ゲーになってる・・・みたいな感覚を味わえることでしょう。

ではでは

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